NO.103 H30.9.29

9/18~23までの6日間、研修期間としてお休みをいただきました。

どんな研修をしていたのかと言いますと、

「春期講習からの半年間を振り返り、反省し、残り半年間で真に取り組むべき課題を明らかにする」

というものです。

 

こう書くと簡単なように思われるかもしれませんが、

「自分を振り返り、反省し、真に取り組むべき課題を明らかにする」というのはかなり大変な作業です。

 

なぜなら、「(僕にとって)自分と向き合うということ」は、

「自分の内面にある井戸をゆっくり下りていく」というような、先の見えない地道な作業を必要とします。

これは、1日や2日で終わるようなものではありません。

朝から晩までずっと考え続けて、ようやく3日目や4日目に何かしら見え始めてくるという類のものです。

(したがって、合宿のようなものになります)

もちろん、精神的にも追い込まれます。かなり苦しくなってきます。

でも、その先に見えてくるものが自分にとっていつも意義深く重要なものなので、

もがき苦しみながらもなんとかたどり着きたいと思えるのです。

 

おかげ様で、今回も納得のいく課題が見つかりました(それが何かは書けませんが…)。

 

 

ただ、その井戸を下りていくプロセスで、あることに気づきました。

 

それは、僕がそれまでに自覚していたよりもずっと

「塾生のみんなに、学びの森で『本気になる』という経験を味わってほしいと願っている」

ということと、

「これからもずっと『本気になる場』としての学びの森を続けていきたいと願っている」

ということです。

 

この思いは、取り組むべき課題そのものではありませんが、

僕がこの仕事を続けていく上での「原点」なのだと気づけました。

 

 

『本気になる』という経験を味わうことからすべては始まります。

また、これからはさらにそういう時代になっていきます。

僕はそう確信しています。

 

幸いなことに、2学期になってから少しずつ本気になりかけてくれている塾生が出てきています。

中には、僕が授業中感動してしまうほど本気で勉強に取り組んでくれている塾生もいます。

 

そのことに心から感謝しながら、本気の生徒がさらに一人でも増えるように、

今回見つかった課題と向き合い、来春までに何とか克服したいと思います。