NO.113 H30.12.8

前回「文章読解における当たり前のこと」は

筆者の言いたいことをわかろうとすること」だと書きました。

 

でも、その理由はあえて書きませんでした。

それは、前回の文章を使って授業の中で塾生のみんなに考えてもらいたかったからです。

 

 

授業でも明かしましたが、理由はいたって簡単です。

「受験当日に筆者の言いたいことをわかろうとしない生徒はいない」からです。

 

 

学びの森は進学塾です。そして、進学塾である以上は

「受験前日までにどれだけ力を身につけ、それを受験当日にどれだけ発揮できるか」

が塾生にとっても講師にとっても最重要課題となります。

 

したがって、普段の勉強から「受験当日」を意識するのは「当たり前のこと」だと僕は考えます。

 

文章を読むこと自体をめんどくさがる生徒は多いです。

けれども、受験当日は筆者の言いたいことをわかろうとするのですから、

普段からそういう取り組み方をしていかなければ力はつきません。

 

辞書を引くのをめんどくさがる生徒も多いです。

けれども、入学試験の最中に辞書は引けないのですから、

普段から意味のわからない言葉を調べておく方が自分のためになるはずです。

 

普段の勉強のすべてが「受験当日につながる」

普段の勉強のすべてが「受験当日の自分を助ける」

そういう勉強こそが「当たり前のこと」だと僕は考えますし、

塾生のみんなにもそういう考え方を自分の勉強に当てはめてみてほしいです。

 

 

この「当たり前のこと」についてはまだまだ伝えたいことがあるので、

来週もまた書いてみたいと思います。