「当たり前のことを大切にする」
このことについて書き続けてきました。
僕の中では「何をするにも成功する確率が最も高いやり方」ですし、
同時に「確実に自分を成長させられる方法」でもあります。
第一志望校に合格したいのならば、
「第一志望校に合格する人にとって当たり前のこと」をイメージし、大切にすればいいのです。
そうすれば、自分がすべきことは自ずと明らかになるはずです。
けれども、世の中にはもう1つの「当たり前」があります。
第一志望校に合格したいけれど、
「やっぱり勉強はしたくないから頑張りたくない」という当たり前です。
「第一志望校に合格したい」というところまでは同じですが、
その先の行動が正反対です。
けれども、どちらも当人にとっては「当たり前のこと」なのです。
それは言わば、
「行動につながっていく当たり前(生き方)」と「行動には決してつながらない当たり前(生き方)」です。
とはいえ、人間はやはり弱い生き物ですから、両方の当たり前があるのを僕は否定しません。
正直なところ、僕の中にも両者が確実に存在します。
けれども、いや、だからこそ、考えなければなりません。
「自分はどちらの当たり前(生き方)を大切にすべきなのか」を。
「行動には決してつながらない当たり前(生き方)」にいつまでもしがみついていたい自分と決別し、
「行動につながっていく当たり前(生き方)」を選んで、大切にしていこうと覚悟することが、
「本気になる」ということなのですよね。
冬期講習で受験生に限らず一人でも多くの「本気」が見られることを、僕は期待しています。