NO.115 H30.12.22

「当たり前のことを大切にする」

このことについて書き続けてきました。

 

僕の中では「何をするにも成功する確率が最も高いやり方」ですし、

同時に「確実に自分を成長させられる方法」でもあります。

 

第一志望校に合格したいのならば、

「第一志望校に合格する人にとって当たり前のこと」をイメージし、大切にすればいいのです。

そうすれば、自分がすべきことは自ずと明らかになるはずです。

 

 

けれども、世の中にはもう1つの「当たり前」があります。

 

第一志望校に合格したいけれど、

「やっぱり勉強はしたくないから頑張りたくない」という当たり前です。

 

「第一志望校に合格したい」というところまでは同じですが、

その先の行動が正反対です。

けれども、どちらも当人にとっては「当たり前のこと」なのです。

 

それは言わば、

「行動につながっていく当たり前(生き方)」と「行動には決してつながらない当たり前(生き方)」です。

 

とはいえ、人間はやはり弱い生き物ですから、両方の当たり前があるのを僕は否定しません。

正直なところ、僕の中にも両者が確実に存在します。

 

けれども、いや、だからこそ、考えなければなりません。

「自分はどちらの当たり前(生き方)を大切にすべきなのか」を。

 

 

「行動には決してつながらない当たり前(生き方)」にいつまでもしがみついていたい自分と決別し、

「行動につながっていく当たり前(生き方)」を選んで、大切にしていこうと覚悟することが、

「本気になる」ということなのですよね。

 

冬期講習で受験生に限らず一人でも多くの「本気」が見られることを、僕は期待しています。