今日と明日の2日間、大学入試センター試験が行われます。
高3生のみんなに伝えたいことはそれぞれに伝えてありますので、
今回は高2生より下の学年のみんなに向けて
「受験」について書いてみたいと思います。
受験で問われるのは、「それまでの人生すべて」です。
したがって、高校受験だと
「生まれてから受験当日までの15年間」が問われ、
大学受験だと
「生まれてから受験当日までの18年間」が問われるのです。
入社試験(就職活動)も考え方は同様です。
そういうものなのです。
永く受験に関わってきて、僕にはそうとしか思えません。
そして、だからこそ、「受験は完全にフェア(公平)なのだ」と僕は思うのです。
受験当日も含めた「それまでの人生すべて」が問われるということは、
「生まれつきの才能だけで合否が決まってしまうことはない」ということですからね。
逆に、どんなに才能に恵まれなくても、
自分の継続的な努力次第でいくらでも勝負できるわけです。
人生すべてが問われるというのはそういうことです。
したがって、受験生になってからどれだけ勉強するかも大切だけれど、
それより前の「勉強以外の物事に対する取り組み方」も
受験の合否に大いに関わってきます。
スポーツや習い事にどのように取り組んできたかも問われているのです。
それが受験です。
本当に「それまでの人生すべて」が問われるのです。
したがって、本当に第一志望校に合格したいのなら、
なるべく早い段階から、受験のそういうあり方についてよく理解しておく必要があります。
塾生のみんなによく考えてみてほしいと僕は強く願っています。