NO.119 H31.1.26

僕が塾生のみんなに味わってほしいのは、言うまでもなく「合格の喜び」です。

そのために学びの森はあるのですから。

 

けれども、学びの森は「合格のためにだけ」あるというわけではありません。

他にも塾生のみんなに味わってほしいことがあるのです。

それは次の2つです。

 

1つは、「本気になる」という経験です。

子供のうちに、それもなるべく15歳までに「本気で物事に取り組んだことがある」生徒は、

それ以降の人生が大きく変わっていくと僕は考えています。

「本気になれる人」になれるからです。

ちなみに、僕が考える「本気」とは、

「できない理由を一切考えず、最後まで自分を信じて物事に取り組むこと」です。

それができれば、たいていのことは達成できると僕は確信しています。

逆に、「なかなか結果が出ない」という人のほとんどは

「本気になれていないから」だと僕は思います(厳しいですが…)。

 

もう1つは、「乗り越える」という経験です。

勉強でもスポーツでも、壁にぶつからないうちは本当の意味で成長できません。

なぜなら、壁にぶつかっていないということは

「親から授かった能力だけでやれている(親からもらった推進力だけで前へ進めている)」

ということだからです。

けれども、それが何百万人に一人といった本物の才能でない限り、いつか必ず枯渇します。

底をついて「あれ、もう前へ進めない」と感じられる瞬間が必ず訪れます。

だからこそ、「乗り越える」という経験が必要になってくるのです。

そこから先へは、もう自分の力で進んでいくしかないのですから。

頼るべきものが自分の頑張りや努力しかなくなるのですね。

こういう経験も、なるべく15歳までに味わっておくべきです。

早ければ早いほど人は学びやすいのですから。

 

この「本気になる」と「乗り越える」という経験を塾生のみんなにどうやって味わってもらうか。

僕はそのことばかり考えながら、いつも指導しています。

どちらも、「大人になる前に味わっておくかどうかで人生が一変する」ほど大切なことです。

 

合格はもちろん大切です。

けれども、合格は単なる「結果」であり、その後の人生の支えとはなり得ません。

たった1つや2つの結果だけで生涯暮らしていけるほど人生甘くはありませんから。

人生において本当に大切なのは、「結果」ではなく「過程(プロセス)」です。

すなわち、「結果を出すために何を考え、どのように取り組んだのか」が重要なのです。

 

また、味わったことがある人ならだれでも気づいていることですが、

「本気になる」と「乗り越える」はどちらも実に楽しい経験です。

大変ではありますが、その分得難く貴重な体験です。

一度味わうと、また「本気でやってみよう」「絶対に乗り越えたい」と必ず思えます。

僕もその魅力の虜になった1人です。

 

したがって、塾生のみんなが「本気になる」「乗り越える」という経験を味わったうえで、

第一志望校に合格してくれるというのが、僕にとって最も価値のあることですし、

だからこそ16年前に学びの森を創り、今もこうして続けているのです。

 

このことの素晴らしさと楽しさを塾生のみんなに伝えるために、

僕自身もいつも本気で取り組み、どんな壁も乗り越えて見せます。