NO.122 H31.2.16

国公立大の二次試験までいよいよ1週間余りとなりました。

 

今年の高3生は本当に指導しやすい子たちばかりで、

小学生の頃も、中学生の頃も、高校生になってからも

授業をするのがいつも楽しみでした。

 

なぜなら、「素直な子たち」ばかりだったからです。

 

以前書きましたが、僕が考える「素直さ」とは、

「自分の夢や目標に向かって真っすぐに向かっていこうとする気持ちや意識」を指します。

したがって、それは「人に対して向けられるもの」ではなく、

何よりも「自分の思いや願いに向けられるもの」なのですが、

本当にそういう子たちばかりの学年でした。

 

実のところ、そもそも僕に「本当の素直さとは何か」を教えてくれたのが、

今年の高3生だったのです。

ある時、「この子たちはなんでこんなに教えやすいのだろう?」とじっくり考えてみた時に

「そうか!そういうことか」と理解できたのでした。

 

そして、そういう子たちであるが故に、

二次試験前のこの時期であってもしっかりと伸び続けてくれています。

過去問をやるたびに得点が上がり、どんどん合格へと近づいています。

 

みんなが無事に合格を勝ち取ってくれることを僕は願っています。

同時に、

みんながその「素直な心」を失わずに生きていってくれることを願っています。

 

みんなの将来に思いを馳せてみると、

学歴よりも「素直さ」の方がはるかに重要だと僕は思います。

学歴は人間性とは無関係ですが、素直さは人間性に深く関わってくるからです。

また、学歴が重要なのは「世の中に出るまで」ですが、

素直さは「世の中に出るまで」だけでなく「世の中に出てから」も重要だからです。

 

そういう意味では、今年の高3生は社会に出てからも楽しみな生徒が多いと思います。

実際に、僕の中には

「今年の高3生のみんなを早く世の中に知らしめたい」という願望がかなり強くあります。

 

だからこそ、まずはみんなが自分の進みたい大学に合格することが大切ですね。

僕もみんながさらに合格へと近づけるように、最後までしっかりと支え続けたいと思います。