いよいよ夏期講習が始まります。
先週書きましたとおり、受験生にとっては直前期よりも重要な期間であり、
またとない大チャンスでもあります。
「もうこれ以上はできない」というほど頑張って、このチャンスを確実にものにしてもらいたいです。
しかしながら、受験生以外の生徒にとっても、
つまり高1生・中2生・中1生・小6生・小5生にとっても、
実力をつける大チャンスであることに変わりはありません(学びの森では高2生は受験生です)。
たとえば中2の英語に関しては、
夏期講習14日間だけで通常授業の2か月半という量をこなすわけですから、
予習・復習にきちんと取り組まなければ、「2か月半塾に行ってないのと同じ」ことになってしまいます。
とはいえ、大切なのは授業の予習・復習だけではありません。
「自分の苦手な科目や単元の克服」にどれだけ真剣に取り組めるか。
このことこそ、僕は最も大切なことだと思っていますし、
夏の間に取り組めなければ、二学期以降さらに苦手になってしまうでしょう。
当たり前のことですけれど、
苦手なものは中途半端な気持ちでやっても克服できません。
真剣に取り組んではじめて克服できるのです。
放っておいたら、さらに苦手になっていく一方です。
克服できるのか、さらに苦手になるのかの分岐点が、この夏なのです。
「勉強って本気でやったらこんなに成果が出るんだ!」とみんなに実感してほしい。
これが今の僕の偽らざる本心です。