今回の定期試験で5科目で合計点が200点以上上がった生徒がいます(もちろん500点満点です)。一言で言うと、「別人になってしまった」と言えるほど劇的な成績アップなのですが、その原因は何かと言いますと、これは間違いなく「その生徒が高い国語力を持っていた」ということに尽きます。
開校したまもなく3年になのますが、今までにあった成績アップ事例も実はほとんどが「元々ある程度の国語力を持った生徒」によるものでした。つまり、「成績アップの土台とは国語力にほかならない」のです。
創優会が国語にこだわる理由の一つがそれなのです。
何事でも本当に成果を上げたければ、小手先のそれでは意味をなしません。土台からしっかりと築き上げていくような地道な営みが必要なのです。そして、勉強でそのような営みを積み重ねたいのならば、やはり「理解力」
自体を鍛え上げるしか方法はありません。そこで、「理解力」=「国語力」の育成が不可欠という訳なのです。
実際のところ、国語力を伸ばすのは教える側に相当な我慢が必要です。僕自身、国語を教えている時より英語を教えている方がはるかに楽です。しかし、国語を伸ばさずして英語もなかなか伸ばせないので、英語を教える僕自身も国語を教える僕に多くを依存しているのもまた事実なのです。
〈今週のMVP〉
今週のMVPは中2クラスの伊勢聖月さんです。定期試験の結果がすべて確定したわけではないのですが、5科目を総合的にみて最も飛躍的に伸びたのが彼女です。特に最後の追い込みと絶対に成績を上げるのだと宣言をして取り組む姿勢はアッパレでした。このまま夏期講習も期待したいと思います。