No.14 H28.8.12

夏期講習直前のお便りで僕は、

「勉強って本気でやったらこんなに成果が出るんだ!」とみんなに実感してほしい、

と書きました。

 

塾生のみんなに「物事に本気で取り組める人間」になってほしかったからです。

 

でも、それは夏期講習に限ったことではありません。

 

僕は塾生のみんなにいつも「物事に本気で取り組んでほしい」と願っています。

いつもいつも「とにかく本気でやってみてほしい」と心の底で願っています。

 

 

実は、僕も何をするにも中途半端な人間でした。

残念ながらあまり良い結果も残せていませんでした。

もちろん、そんな自分に自信なんて持てるはずもなく、

ただただ自分が嫌いでした。

 

でもある時、自分に言い訳をせず、とにかくがむしゃらに3か月ほど勉強してみたら、

一気に勉強がわかり、勉強の楽しさもわかり、視界が開けました。

そして、「そうか、自分はこうしてやっていけばいいんだ!」と理解できました。

 

その瞬間から、僕は「僕の本当の人生」を生きています。

毎日失敗だらけですけれど、でも自分の人生を自分の足で歩んでいます。

自分に納得しながら日々生きていくことができています。

 

 

「こんな自分にできて、塾生のみんなにできないはずがない!」

その思いが僕にこの仕事を続けさせています。

僕はみんなにも「自分はこうやって生きていけばいいんだ!」と実感してほしいのです。

「自分の力で生きていくことの喜び」を強く感じてもらいたいのです。

 

「めんどくさい」という気持ちを捨てて、とにかく思いっきりやってみれば、

そして、その頑張りをなんとか続けられれば、

だれでも「自分の本当の人生」を始めることができます。

だれでも自分に納得しながら生きていくことができます。

 

こういうことを僕は塾生のみんなに願っています。

本当にいつもいつも願っています。

 

「学びの森」という私塾は僕の願いそのものなのです。

 

二学期からまた塾生ひとりひとりと向き合って、

本気で指導していこうと思います。

 

1人でも多くの塾生が本気になってくれることだけを願いながら。