No.151 H18.11.11

 塾の指導方法が変わってから初めての定期試験が一部の公立中で行われました。来週には全ての公立中で実施されます。「宿題を出さない」という変革の後、塾生たちがどうなるかを興味深く見守り続けているのですが、しばらく勉強をしていなかったせいなのか、あるいはさせられる勉強がなくなったせいなのか、少なくとも今回の定期試験の勉強に関してはどの学年も今までより充実した勉強ぶりが目立ちます。特に、試験勉強の計画を自分で立て、それに基づいてきちんと取り組んでいる生徒がかなり目に付きました。「計画通りに物事を進める」というのは大人でも決して容易なことではありません。それを自分から取り組んでくれた塾生たちに、僕は以前には見られなかった頼もしさを感じ始めています。

 結局、勉強でも何でも大切なのは量ではなく質なのだと思うのです。勉強を指導する立場の者には、どうしても「量」を求めてしまう部分があります。僕自身もそうでした。しかし、今回の塾生の様子を見ていると、「何時間やったか」ではなく「どれくらい身に付いたか」という本来あるべき勉強の姿を具現してくれたように思えてなりません。大人でも残業が多い社員が出世するのではなく、結果を残せる社員が出世しますよね。

 もちろんまだまだ全てがクリアされた訳ではありません。しかし、「自分のことは自分の頭で考える」という大きなテーマに対する第1歩は踏み出せたのではないかと思っています。これからも塾生一人一人の成長を信じて、見守り続けようと思います。