自戒を込めて書きます。
今の子供たちは「与えられること」に慣れすぎています。
あまりにも慣れすぎています。
なぜか?
答えは簡単です。
子供たちがほしがる前に、「大人たちが与えてしまう」からです。
子供が自分でほしがる前に、大人はそれを待ちきれず与えてしまうのです。
しかも、子供が実際にほしがっている物ではなく「親が与えたいもの」を子供に与えてしまいます。
そうして、子供は「自分がほしがっていない物を大人に与えられてしまうこと」に慣れてしまいます。
この事によってどれだけのものが損なわれたかを、僕はよく考えます。
そして、そのたびに申し訳なく思います。
今の大人たちも(僕も含めて)「与えられること」に慣れすぎています。
あまりにも慣れすぎています。
たとえば、それは「情報」です。
行ったこともない場所なのに、ガイドブックやインターネットで「行った気になってしまう」。
食べたこともないお店の料理なのに、同様に「食べた気になってしまう」。
読んだこともない本なのに、やはり「読んだ気になってしまう」。
観たこともない映画なのに、やはり「観た気になってしまう」。
会ったこともない人なのに、やはり「会った気になってしまう」。
でも言うまでもなく、
実際に行ってみなければ、食べてみなければ、読んでみなければ、観てみなければ、会ってみなければ、
何もわかるはずはありません。
実際に経験しなくてもわかることなど、本当に何一つないのです。
この事によってどれだけのものが損なわれたかを、僕はよく考えます。
そして、そのたびに情けなく思います。
来週から始まる面談で、保護者の皆様とそういったこともお話しできればと思っています。
