中3生は公立高入試まであと半年となりました。
また、高3生はセンター試験まで残り4か月半を切りました。
受験の山場である夏期講習はもう終わりましたが(実際に重要な講習となりましたが)、
残り半年でもやり方によってはまだまだ十分に伸びていくことができます。
そこで大切にしてほしいのはこの1点です。
「意味のない勉強」を一切しないこと!
「意味のない勉強」とは、「身につかない勉強」のことです。
「ただ宿題を終わらせるだけの勉強」や「宿題をするだけで復習しないような勉強」
などがこれに当たります。
もうここからは「身につかない勉強に何の意味もない」のです。
また、「意味のない勉強」とは、「受験本番を想定していない勉強」も指します。
たとえば、英語の予習をしていてわからない単語が出てくると、
すぐに辞書を引いてしまうような勉強がこれに該当します。
でも、試験中は辞書を引けないのですから、
まずは「単語の意味を推測する」ということをしなければなりません。
そして、その推測した意味を確認するために後から辞書を引くのです。
ところが、早く予習を終わらせたいがためにこのプロセスを嫌がり、
どうしてもすぐに辞書を引いてしまう生徒がいます。
もちろん、こういう勉強をしていて合格に近づいていけるはずがありません。
ただ、残念なことに、「何も考えないで勉強している」と、
そのほとんどが上記のような「意味のない勉強」になってしまうのです。
やってもやっても伸びないという生徒がいるとしたら、
その原因のほとんどが「意味のない勉強をしているから」とあえて僕は断言します。
したがって、本当に合格したいのなら、
「意味のない勉強」を繰り返している自分に気づき、
「意味のない勉強」をもう二度としないように自分を戒めなければなりません。
今の中3生や高校生の中にも、
僕の目には「無意味な勉強を繰り返している」生徒が少なからずいます。
本当に受かりたかったら、まずはその無意味さに気づくこと!
意味のある勉強を続けていけば、その先に合格が見えてきます。