「全力を尽くした時間だけが、意味のある時間です」
前回も書きましたが、
マザー・テレサのこの言葉には「すべての答え」があると僕は思っています。
でも、実はこの言葉にはもう一つ大切な教えが含まれています。
それは「全力を尽くすことは『結果を出すこと』よりも大切だ」ということです。
こう書いてしまうと、
「結果より大切なことなんてあるはずない」と思われる方も多いと思います。
確かに結果は大切ですよね。僕もそう思います。
けれども、やはり「結果を出すこと」より「全力を尽くすこと」の方が大切なのです。
なぜなら、「結果」は自分でコントロールできないけれども、
「全力を尽くすこと」は自分でコントロールできるからです。
たとえば、受験で考えてみましょう。
入学試験を受けるのは受験生ですが、その合否を判定するのは学校側ですよね。
ということは、受験生は自分で結果(合否)をコントロールできないわけです。
一方で、「全力を尽くすかどうか」を決めるのは自分です。
学校側も他の受験生もそこには一切関与できません。
自分が全力を尽くそうとするかどうかで決まります。
僕が言いたいのは、
「全力を尽くした時間だけが意味のある時間」なのだとすると、
全力を尽くした分だけ自分にとって大切な何かがもたらされるということであり、
その1つが「結果」なのだということです。
ちなみに大切な何かには、
「考える力」「理解する力」「やり遂げる力」「自信」
「達成感」「満足感」「集中力」「持続力」「想像力」「独創性」なども含まれています。
情けない事ですが、昨今「なるべくラクして結果を出したい」という甘い考えがはびこっています。
子供の世界だけでなく大人の世界にもかなり根強く蔓延しています。
でもそういう風潮であるからこそ、
「全力を尽くした時間だけが意味のある時間」という言葉を信じ、実践してみることで
すべての可能性の扉がひらかれていくのではないでしょうか。
「全力を尽くす」ことからすべてが始まるのです。
