No.2 H28.4.16

新学期が始まり1週間が経ちました。

つまり、各学年(各クラス)を1回ずつ指導したことになります。

その中で、「復習の重要性」というものを強調しました。

特に、「英語における復習の重要性」にはかなり力点をおいて授業しました。

 

極端なことを言うと、

「予習(宿題)も授業も、復習のためにある」

のだと僕は考えています。

 

言い換えると、

「きちんと復習をしなければ、予習(宿題)をしても授業を聞いてもほとんど意味がない」

ということになります。

 

なぜなら、「勉強というのは、身につかなければ意味がない」からです。

すなわち、「身について初めて勉強したことになる」のです。

ここをよく理解してもらいたいと思います。

 

「宿題をするのが勉強だ」と思い込んでいる生徒が少なからずいます。

「授業を聞いただけでわかった気になってしまう」生徒もかなりいます。

 

でも残念ながら、その生徒たちは大きな勘違いをしてしまいます。

 

「わかる」と「できる」は違うのです。

そして、「できる」と「いつでもできる」も違うのです。

 

「わかっている」からといって、「できる」とは限りませんし、

「できる」からといっても、「いつもできる」とは限りません。

 

そのことは、スポーツや習い事を頭に思い浮かべてもらえればよく理解できるはずです。

 

受験当日に役に立つのは、「いつでもできる」力だけです。

「いつでもできる」力を持つ生徒が確実に正答でき、合格できるわけです。

 

その「いつでもできる」力を身につけるのに必要不可欠なのが「復習」なのです。

 

勉強をするのが上手な生徒は「きちんと復習をしている生徒」です。

特に、国公立大学に現役で合格していく生徒というのは、

例外なく復習の重要性を理解し、きちんと実践しています。

 

つまり、「復習こそ、合格への近道」なのです。

逆に、「復習しないことこそ、不合格への近道」なのです。

 

このことを肝に銘じて新学期から新たな気持ちで勉強に取り組んでもらえれば、

成績が上がるのも、合格が近づくのも間違いありません。

 

今回のお便りは「復習の重要性」についてかなり力説しましたが、

これくらいの強調では全然足りないくらい復習は重要です。

ですから、これからも

「塾生全員が復習の重要性を理解し、実践できるようになるまで」

僕は伝え続けたいと思っています。