No.223 H20.6.14

「帰る場所があるからこその旅なんだ」

GWに東京に滞在した最終日の朝、

ホテルをチェックアウトする時にこんなことを感じました。

「訪問先から帰る場所がある」から旅。

「非日常の世界から戻れる日常がある」から旅。

「始めた時点で終わりが必ず存在する」から旅。

このように旅の定義を広げてみると、

旅という言葉には「物語性」も付与されるような気がします。

そうすると、

たとえば「受験勉強」は旅であり物語であると言えます。

「合格」や「不合格」という終わりがありますから。

受験は永遠に続くものではありません。

たとえば「仕事」も旅であり物語であると言えます。

「定年」という終わりがありますので。

永遠に続く仕事などありません。

たとえば「子育て」も旅であり物語であると言えます。

「成人」という終わりが存在しますので。

子育てもまた決して永久なるものではありません。

つまるところ、

「受験」も「仕事」も「子育て」もいつか必ず終わりがくる。

そして、それがなくなった後に元の世界が現れる。

おそらく、それゆえに「旅」や「物語」のごとき趣きや深みが包含されるのでしょう。

「いつか終わってしまうこと」「いつかなくなってしまうもの」に

期間限定であるが故の切なさや愛おしさというものを感じていられるなら、

その分だけ思いのこもった「旅」になり、

終えたあとにいつまでも心に残る「物語」であり続けるのではないか。

そんな風に思います。

自分の周囲にある「期間限定のもの」のすべてが

「旅」であり「物語」である。

このことに気づいてから、

僕には世界の見え方が少なからず変わりました。

それは、「心が新しい生き方を始めた」ということなのだと思います。

私事で恐縮ですが、

6月8日に第一子(女の子)が誕生しました。

母子共にとても元気です。

父親になった喜びと自覚を胸に

「安心して子供を預けられる確かな進学塾」を

今まで以上に目指します。

これからも宜しくお願い申し上げます。