普段、塾生に
「人は得意なことで生きていかなきゃいけないんだから、
『自分は何が得意なのか?』についてしっかり考えようね」
などと言っている僕なのですが、
実は最近、「ある不得意分野」に取り組んでいます。
毎日地道にコツコツと続けています。
でも、不得意分野なだけに
なかなか思うように進んでいきません。
これがもうじれったいやら情けないやら何やらで、
毎日自己嫌悪に陥ります。
「こんなこと、もうやめよう!」
とすでに10回ほど思いました。
でも意外なんですけれど、
苦手で嫌で苦しくて仕方がないのに、
その分かえって「自分の成長が実感できる」のです。
あまりにも出来ないので、
あまりにも進んでいかないので、
逆に「わずかな進み」が特別なことに思えるのです。
全く出来なかったことがほんの少し出来るだけで
心から喜べるのです。
あまりにも不得意で自分でもあきれるくらい出来ないので、
ちょっと出来るようになると、そのちょっとがたまらなくうれしいのです。
「苦手なこと」にもこういう喜びがあるなんて
その事自体が僕にとっては驚きでした。
そして同時に、
こういう「学びの形」もありだよなあ、と思えました。
つまるところ、
「苦しんだのと同じ分だけ必ず喜びが待っている」
ということなのだと思います。
苦手なことでも考え方次第で
いくらでも取り組み方が変わってくる。
楽しめるようになってくる。
人間って結構うまく出来ているのかもしれません。
