A君とB君がそれぞれ100万円ずつ持っていたとしましょう。
A君はそのお金を親から与えられました。
B君はそのお金を自分の力で稼ぎ、貯めました。
この二人の所持金は同じですが、
「お金を手に入れる過程で得た経験値」に大きな差があります。
さらに「自分でお金を稼いだという自信」にも雲泥の差があります。
A君はどちらもゼロなのですから。
でも、この話はお金に限られるものではありません。
僕はこう思っています。
「生まれつきの才能だけで生きていけるほど世の中は甘くない」
たとえば、
生まれつき「スポーツ10」という才能を持っていたとしたら、
その子はそのままではやっていけません。
自分の頑張りで「スポーツ10」を「スポーツ20」にできたら、
その増加した「10」の分だけやっていけます。
なぜなら、その「10」の増加分がその子の「人間としての力」となるからです。
自分の力で得たものでしか人は生きていけないし、
自分の力で得たものしか他人は評価しないのです。
「人間としての力」こそがすべてなのです。
人は誰でも必ず「持って生まれた何かしらの才能」は持っていると思うのです。
でも、「その才能だけでは生きていけない」のも確かです。
その才能は「親から与えられたお金」と変わらないのですから。
つまるところ、
「生まれつきの才能」は結局のところゼロに等しいのです。
僕は「才能なんて別になくてもいい」とさえ思っています。
「その才能にあぐらをかいて頑張ろうとしない人間」を大勢見てきましたから。
だから、「自分には才能がない」なんて嘆くくらいなら、
とにかく「今目の前にあるもの」に精一杯取り組んでみる。
理屈抜きで「今目の前にあるもの」を全力でやってみる。
そうすれば、それが何であれ必ず「人間としての力」は向上します。
その頑張りは決して無駄にはならず、すべて「自分の財産」になります。
たった1度きりの人生。
お互い悔いのないものにしましょうね。
