No.359 H23.8.14

夏期講習お疲れさまでした。

 

本当にあっと言う間の16日間でしたが、

みんなのひたむきな頑張りが数多くみられた、気持ちのいい講習になりました。

 

たとえば…、

○「やってもできない」「ついていけない」が口癖だったにもかかわらず、

 これまでとはうって変わって授業のたびに目覚ましい成長を見せてくれた生徒。

○部活の忙しさを一切言い訳にせず、毎回気合いの入った勉強をしてきてくれた生徒。

○38度以上の高熱がありながらも絶対に塾を休もうとしなかった(実際に休まなかった)生徒。

○国語の音読が苦手でほとんどまともに読めなかったのが、

 この講習中に見違えるほど上手になり、読解力も格段に上がった生徒。

○部活の夏合宿から戻ったばかりの疲れ果てた状態でも塾に直行してくれた生徒。

○夏から使い始めた難度の高いテキストに前半は苦しみながらも、

 後半はすっかり克服し抜群の正解率を見せてくれた生徒。

 

他にも数多くの頑張りが見られました。

指導者冥利につきます。

みんなありがとう。先生は本当にうれしいです。

 

 

でも、1つだけ付け加えておくことがあります。

 

この夏の頑張りは「夏期講習16日間の成果(出来事)」です。

そして、16日間という期間はやはり短いと言わざるを得ません。

 

僕がみんなに伝えたいのは、

「本当に大切な力というものは、長い時間をかけなければ決して身につかない」ということです。

逆に言うと、

「短い期間に身についた力は本当に大切な力ではない」ということです。

 

この夏期講習のみんなの頑張りは素晴らしいの一言でしたが、

16日間ではまだまだ「はじめの一歩」にすぎません。

「本当に大切な力=実力」を身につけたい人は、これからの方がはるかに重要です。

長い時間をかけて身につけた力こそ本物の力で、

その力を身につけた人には「自信」というもう1つの大切な力がもたらされます。

 

自分と向き合い、心を整え、一日一日を大切に、

どこまでも大きく成長していってもらいたいと思います。