No.365 H23.10.8

どんなに一生懸命頑張ってもなかなか結果につながらないとき、

やっぱり人は苦しくなってしまいます。

「自分はやってもダメなのかも…」と悲観したりもします。

ときには逃げ出したくもなります。

それは僕も同様です。

すべてを放り出してしまいたくなることもあります。

 

でもそういうときに、僕はこう考えるようにしています。

 

「自分は知らないうちに『今の自分がやりたい方法』でやってしまっているんだ。

でも本当に結果を出したかったら、『理にかなった方法』でやらなければならない」

 

そしてはっと我に返り、『これって本来どうやるべきなんだろう?』と考え始めます。

そうすると、解決への糸口がたいてい見つかるのです。

「あのやり方じゃ結果が出ないのも当たり前だよな」と納得できたりもします。

 

 

いつもならここで具体例を挙げるところですが、

今回はやめておきます。

 

結果というものは(良いものも悪いものも)自動的に出るものです。いや、出てしまうものです。

確実に結果が出るやり方を、確実に結果が出るまで続けたら、出ない方がおかしいのです。

この「確実に結果が出る(理にかなった)やり方を考える作業」こそが

「自分の頭で物事を考えること」にほかなりません。

 

塾生のみんなには、

この「自分が確実に結果を出すには何をどのようにやればいいのか?」ということについて

勉強だけでなく部活でも何でも、自分の頭で考え抜いてほしいと僕は心から願っています。

 

もちろん勉強に関しては僕や佐藤先生がそのやり方を手っ取り早く教えてしまうことも可能です。

でもそれをやってしまうと、いつまでたっても『自分で考える力』が身につきません。

だからこそ、

  • まず自分の頭で「確実に結果が出る(理にかなった)やり方」を考えてみる。
  • 自分で考え出したやり方を実際に試してみる。
  • もし失敗したら「どこがダメだったのか?」について考え、その経験を次に活かし、

もし成功したら「どこが良かったのか?」について考え、その経験も次に活かす。

  • 失敗(成功)した経験を活かして、「さらに確実に結果の出る(さらに理にかなった)方法」を考える。
  • あとはこれを結果が出るまで繰り返す。

 

これを続けていく過程でいつか必ず結果は出ますが、

みんなにとってさらに大切な『自分で考える力=生きる力』が知らず知らずのうちに身につくのです。

 

『生きる力』をきちんと身につけたうえで、『第一志望校の合格』も勝ち取る。

その両方を僕はみんなに期待していますし、それを実現するためにあるのが創優会なのです。