公立高入試までいよいよあと3日となりましたので,
今回は,中3生に伝えたいことを書きます。
試験直前であってもやるべきことは変わりません。
とにかく試験前日(6日)までは,1点でも多く取れるように良い勉強を積み重ねてください。
「今さらやったって…」などと言う人もいますが,
受験勉強に「今さら」などないのです。
前日まではとにかく1点にこだわって,実力を高めてほしいです。
そして,試験当日には以下の3つが重要です。
いずれも「実力を出す」ためには必要不可欠のことです。
まずは,「問題をきちんと読むこと」です。
問題をきちんと読まなければどんなに実力があっても解けません。
次に,「時間配分を間違えないこと」です。
わからなくて後回しにするのはいいのです。
でも,途中で終わってしまっては実力を出せたとは言えません。
最後に,「自分を信じること」です。
完璧な勉強をしてきた受験生は一人もいません。
だれもが心に迷いや不安を抱えながら受験に挑んでいるのです。
でもそうだからこそ,試験の日だけでもその迷いや不安を断つこと,
つまり「自分を信じること」が重要なのです。
たとえば,野球のピッチャーなら,
緊張して腕が縮こまってしまえば自分のピッチングをすることができません。
だから,どんなに緊張していても,「自分を信じて」思い切り腕を振って投げる。
「絶対に抑えてやる」という強い気持ちでバッターに立ち向かう。
それが,自分のピッチングをするということにつながっていくのです。
受験もそれと同じです。
合格するためには,蓄えてきた実力を試験会場で発揮するためには,
どんなに緊張しても,どんなに不安でも,「自分を信じること」が大切なのです。
つまり,「絶対に受かってやる」という強い気持ちで試験に立ち向かうのです。
それが,「第一志望高の受かり方」なのです。
以上の3つをしっかり意識して試験を受けられれば,
今年の中3は全員第一志望高に合格できると僕は思っています。
でも,とにかく今はまだ,
試験前日までの「1点でも多くとるための勉強」に集中する段階です。
「今目の前にあるこの分野(この問題)が試験に出る」と信じて,
最後の最後まで自分の弱点克服に取り組んでほしいです。
最後まであきらめない者にしか,道はひらかれないのです。