No.396 H24.6.16

先日、娘が4才になりました。

早いものです。

いや、これはもう早いなんていう言葉では表せられない早さです(笑)。

毎年あっという間に誕生日を迎え、

しかもその「あっという間」自体も年々確実に短くなって、

今回は気がついたら「あっという間」なんていう言葉では表せないくらい「あっという間」でした(笑)。

 

でも実のところ、僕にとってはこの早さが心地いいんです。

 

娘に対して「いつまでも小さいままでいてほしい」という気持ちはほんのひとかけらもなく、

「一日でも早く成長して、一日でも早く自分の力で生きていけるようになってほしい」と

ただただ願いながら、夫婦共々子育てをしているからです。

 

それはもちろん、

「子供がきちんと自立すること」が親として最低限の義務だからです。

と同時に、

「自立して初めて『人生の本当の面白さ』がわかる」と思っているからです。

 

僕も小学生の頃、「このままいつまでも子供でいたいな。大人はなんかつらそうだし…」

なんて漠然と思っていたのを今でも覚えています。

 

でも今では、「子供の頃なんて何も面白くなかったし、戻りたくもない」と強く思います。

 

僕は自立して初めて,「感謝の心」を学べました。

そして自立して初めて、自分のことを認められるようになれました。

 

いつの日にか、娘が「早くこの家を出て、自分の力で生きていきたい」なんて言ってくれたら、

もうそれだけで妻と祝杯ものです。