先日、娘が4才になりました。
早いものです。
いや、これはもう早いなんていう言葉では表せられない早さです(笑)。
毎年あっという間に誕生日を迎え、
しかもその「あっという間」自体も年々確実に短くなって、
今回は気がついたら「あっという間」なんていう言葉では表せないくらい「あっという間」でした(笑)。
でも実のところ、僕にとってはこの早さが心地いいんです。
娘に対して「いつまでも小さいままでいてほしい」という気持ちはほんのひとかけらもなく、
「一日でも早く成長して、一日でも早く自分の力で生きていけるようになってほしい」と
ただただ願いながら、夫婦共々子育てをしているからです。
それはもちろん、
「子供がきちんと自立すること」が親として最低限の義務だからです。
と同時に、
「自立して初めて『人生の本当の面白さ』がわかる」と思っているからです。
僕も小学生の頃、「このままいつまでも子供でいたいな。大人はなんかつらそうだし…」
なんて漠然と思っていたのを今でも覚えています。
でも今では、「子供の頃なんて何も面白くなかったし、戻りたくもない」と強く思います。
僕は自立して初めて,「感謝の心」を学べました。
そして自立して初めて、自分のことを認められるようになれました。
いつの日にか、娘が「早くこの家を出て、自分の力で生きていきたい」なんて言ってくれたら、
もうそれだけで妻と祝杯ものです。