No.413 H24.11.10

「どういう生徒が一番伸びやすいんですか?」

 

この仕事をしていると、ときどき聞かれる質問です。

 

その答えは、

東京にいた頃の僕なら「結局、一番頑張った生徒が一番伸びますよ」でした。

 

でも今では、どこかしらしっくりこないのです。

この答えが間違えているとは思いませんが、

的を射抜いているような感じもあまりしません。

 

そこで、もう一度じっくりと考えてみました。

 

どうやら今の僕にとっては、

「最も自分を信じられて、最も自分を大切にできる生徒です」というのがしっくりします。

 

 

それと同時に、この答えが思いついた瞬間、

「これは子供たちだけに当てはまることではないよな」と気づきました。

 

「最も自分を信じられて、最も自分を大切にできる生徒です」

という言葉の「生徒」の部分を「人」に置き換えれば、

そのまま「どの世界でも伸びていける人材」として通用するからです。

 

振り返れば、僕自身も札幌に来てからは、

「もっと自分を信じよう!」「もっと自分を大切にしよう!」というように

自分に語りかけてきたように思います。

 

自分を信じる。自分を大切にする。

そういう「自分を肯定できる人」こそが

自分の力を蓄えやすく、またそれを発揮しやすいのではないでしょうか。

 

どこまでも成長し続けたいものですね。