No.425 H25.2.16

国公立大学の二次試験まであと1週間あまり、

公立高入試まであと2週間あまりとなりました。

 

この時期にそれぞれの塾生に対して僕が心がけているのは、

「この生徒が試験当日に最も失点するであろう事態をいかに回避させるか」

この一点に尽きます。

 

もう数年間も教えてきているわけです。

どの生徒がどんな設問でどのように間違ってしまうかについては、

ほとんど把握できています。

同時に、大学受験であろうと裁量問題であろうと、

出題が予想される問題のレベルもほぼ想定済みなわけです。

したがって、その両者を組み合わせれば失点パターンは浮かび上がってきます。

 

そのプロセスを経て、失点の大きそうなものをなんとか防ぐのが、

この時期の僕の役割(だと僕が思っているもの)です。

 

上手くいけば、国語と英語で満点の10%ぐらいまでは防げるはずです。

 

ただ難しいのが、

これが僕の単独作業ではなく、生徒との共同作業であるということです。

すなわち、僕と生徒がそれぞれの失点パターンに対して共通の認識を持つ必要があるのです。

それができなければ、決して防げません。

もう神に祈るしかなくなります。

 

「誤字・脱字」「設問へのアプローチ」「時間の意識」「『見えている』ではなく『見る』」などなど

まだまだ口をすっぱくして伝え続けようと思います。