No.431 H25.4.13

第一志望校に合格したかったら、やるべきことは1つです。

 

「現時点での内申点や実力」と「第一志望校のレベル」を正しく理解した上で、

自分にできることを最大限にし続ける。

 

これがすべてです。

その継続的な努力の結果として実力が身につき、

受験当日にその実力を発揮して合格点を上回ったら合格できるのです。

でも、それができなければ不合格となってしまいます。

 

厳しいけれど、それが現実です。

 

でも、それは受験だけに限ったことではありません。

だれにとってもその構造はまったく同じです。

 

「現時点での自分を取り巻く環境や立場」を正しく理解した上で、

自分にできることを最大限にし続ける。

 

やはりこれがすべてです。

仕事でも子育てでも何でも、やれることはこれしかありません。

これが現実なのです。

 

でも、それが現実であるという大前提は変わらないけれど、

最近少しだけ見えてきたことがあります。

 

それは「どれだけ素直な心でいられるか」が大切なのではないかということです。

 

もしも素直な心でいられれば、

「現時点での自分を取り巻く環境や立場」を理解する度合いの深さも、

「自分にできることを最大限にし続ける」という努力の強度も、

実はまったく変わってくるのではないかというような気がするのです。

 

素直な心には「開かれた心」が必ず付随します。

でも、義務感に駆られた行為や必要性に衝き動かされた行動に

「開かれた心」はあまり伴われません。

むしろ心はどんどん窮屈になってしまいがちです。

 

僕はこう思います。

 

自分でその道を選んだのなら、まずは素直な心でいることを心がける。

本当に素直な心でいられるなら、その道に対して必ず心が開かれてくるはずだ。

その心が開かれた状態で自分の現状をきちんと把握し、出来うる限りの努力をする。

これが受験に対しても何に対しても人が選ぶべき最善手なのではないか。

というより、もしそれでダメだとしたら納得がいくのではないか。

 

これこそまさに「人事を尽くして天命を待つ」ということなのでしょう。

 

僕自身も新学期を以前より少しだけ素直な心で迎えることができました。

これからも何事に対しても心を開いて取り組んでいきたいと思います。