No.458 H25.11.26

「人間の本質はどこまでいっても変わらない」

「人間は死んだ気になったら何でもやれる」

 

どちらもよく目にする(あるいは耳にする)言葉ではありますが、

両者は矛盾しています。

 

人間の本質がどこまでいっても変わらないのなら、

死んだ気になったって何でもやれるはずがありません。

あるいは、

死んだ気になったら何でもやれるのなら、

それは本質から変化した結果と見なせるはずです。

 

この矛盾について、個人的にずっと考え続けてきました。

 

結果として、やっぱり今でもよくわかってはいないのですが(笑)、

僕なりに少しだけ見えてきたことがあります。

 

人間の本質はおそらく変わらないし変わりようがない。

でも、本質や人間性とは関係のないところで、

死んだ気になったら(きっかけさえつかめたら)だれでも何でもやれる。

 

そういう風に考えられるようになりました。

 

おそらく人間の根っこの部分はいつまでも変わらないのでしょう。

でも、今の自分のままでも精一杯生きていくことはできる。

今の自分のままでも、今を大切にすることができる。

 

そう考えると、「ダメな人なんてこの世に1人もいない」ということになります。

 

まずは、目の前にある今を大切に生きること。

そして未来が今に変わったら、またそれを大切に生きること。

 

今を大切にできる人が「自分を大切にできる人」なのだと僕は思います。