「人間の本質はどこまでいっても変わらない」
「人間は死んだ気になったら何でもやれる」
どちらもよく目にする(あるいは耳にする)言葉ではありますが、
両者は矛盾しています。
人間の本質がどこまでいっても変わらないのなら、
死んだ気になったって何でもやれるはずがありません。
あるいは、
死んだ気になったら何でもやれるのなら、
それは本質から変化した結果と見なせるはずです。
この矛盾について、個人的にずっと考え続けてきました。
結果として、やっぱり今でもよくわかってはいないのですが(笑)、
僕なりに少しだけ見えてきたことがあります。
人間の本質はおそらく変わらないし変わりようがない。
でも、本質や人間性とは関係のないところで、
死んだ気になったら(きっかけさえつかめたら)だれでも何でもやれる。
そういう風に考えられるようになりました。
おそらく人間の根っこの部分はいつまでも変わらないのでしょう。
でも、今の自分のままでも精一杯生きていくことはできる。
今の自分のままでも、今を大切にすることができる。
そう考えると、「ダメな人なんてこの世に1人もいない」ということになります。
まずは、目の前にある今を大切に生きること。
そして未来が今に変わったら、またそれを大切に生きること。
今を大切にできる人が「自分を大切にできる人」なのだと僕は思います。