No.462 H25.12.21

「自分にとっての確かなこと」を積み重ねるのが難しい時代になりました。

 

たとえば、インターネット等によってもたらされる大量の情報は、

残念ながらその「確かなこと」にはなり得ません。

情報の価値などたかが知れているからです。

「知られている」か「知られていない」かだけの代物です。

 

その証拠に、ネットから得られる知識がいくら増えても、

この世界を生きていく自信にはつながりません。

 

情報に限らず、手軽で簡単に手に入れられるもので、

「確かなこと」になり得るものなどこの世界にはありません。

 

むしろそれは、手に入れれば手に入れるほど、

その人間の思考を短絡的にさせてしまうというリスクをはらんでいます。

 

 

「自分にとっての確かなこと」は、実際に経験したことの中にしか見つかりません。

「自分にとっての確かなこと」は、自分の頭で考えたことの中にしか見出せません。

 

自分という存在全体を通して知覚し、実際に認識できたことだけが

自分の中に「確かなこと」として積み重なり、

生きていく上でのよりどころや自信へとつながっていく。

 

僕はそう考えています。

 

 

さて、二学期も終わり、いよいよ冬期講習を迎えます。

 

勉強に対する取り組み方に改善が見られた生徒が多かった今学期でしたが、

その改善をどのようにして「確かなこと」へと結び付けていくか。

僕が注目するのはいつもそこですし、

塾生が勉強を通じて「確かなこと」を手にしてくれれば本望です。

大いに期待しながら、講習の授業に全力を尽くしたいと思います。

 

まずはやはり、「目の前にあるものに心をこめること」からですね。