No.467 H26.2.8

「創意工夫」

これは勉強においても仕事においても、最も大切な要素の1つだと僕は考えています。

いや、この直前期の受験生においてさえそれは同様です。

 

なぜなら、「思考停止から逃れやすくなる」からです。

 

創意工夫しないで(思考停止しながら)勉強している生徒は、表情ですぐにわかります。

たいてい無表情か、つまらなさそうに勉強しています。

もちろん勉強の中身も良くありません。

思考停止しながら勉強するわけですから、そもそも矛盾していますよね。

 

一方、創意工夫しながら勉強している生徒は、やはり表情が違います。

真剣そのものの表情か、少し楽しそうな表情を浮かべています。

そして、創意工夫している生徒の勉強は、必ず全員のやり方が異なります。

もともと異なる人間が自分独自のアイデアを反映させるのですから、当然と言えば当然です。

 

受験の直前期でもあり、学年末試験前でもあるこの時期は、

中学生以上の塾生全員が結果を求められています。

でも残念なことに、全員が創意工夫しているわけではありません。

 

創意工夫できる生徒は良い結果が出やすくなるのですから、

全員が創意工夫してほしいところなのですが、

僕が「創意工夫してやろう!」と言うだけでそうなるものでもありません。

やはり、自分の中から

「こういう風に勉強してみよう!」「こんなイメージで勉強してみたい!」

という思いが出てこない限り、長続きしませんし、成果も出ません。

 

そもそも、勉強でも何でも

創意工夫してはじめて本当の面白さがわかってくるものだと僕は思うんです。

 

みんなの勉強に対する積極的な姿勢を期待しつつ、

僕もたえず創意工夫しながら対策授業をしようと思います。