いよいよ夏期講習が始まります。
16日間(あいだの休みを含むと20日間)の大勝負です。
特に、受験生のみんなにとっては、
「合否がここで決まる」と言っても過言ではありません。
経験上間違いなく言えることは、
「夏に集中して良い勉強ができた者は、秋以降に必ず伸びる」という事実です。
秋から始める生徒は伸び始めが冬になり、受験に間に合いません。
また、この20日間が「最後の基礎固め」期間にもなります。
秋以降は模試が続くためどうしても「目先の得点につながりやすい勉強」に気持ちが向いてしまい、
「基礎を固める」勉強がしにくくなってしまうのです。
とはいえ、合格の決め手が結局のところ「基礎力の充実」となるのも事実です。
(北大等の難関大受験でさえ、結局は「本当の基礎力」が合否を分けます)
したがって、その「基礎力」を固めることにじっくり取り組める夏が、
またとない大チャンスとなるのも当然なのです。
いずれにせよ、
「この夏をものにすれば合格は近づき、そうでなければ合格は遠のく」のは
まぎれもない事実ですので、中3生、高2・3生(創優会では高2生は受験生です)は
自分に言い訳をせず、最高の20日間を過ごしてほしいと願っています。
受験生にとっての夏は、甲子園を目指す高校球児にとっての夏合宿のようなものです。
勉強に対して強い気持ちを持ち、勉強に打ち込める自分の環境に感謝の気持ちを抱き、
一問一問、一瞬一瞬を大切にできたら、言うまでもなく結果は出ます。
そのことを信じて、自分を信じて、最後の最後までやり切りましょう。
僕もプロとして最善を尽くします。