No.489 H26.8.14

みなさん、夏期講習お疲れ様でした。

 

自分が食べたものが自分の体を形作るように、

この16日間の勉強が今後のみんなの学力を形作っていきます。

 

栄養価の高い食事が健康な体をつくるように、

頭を正しく使った内容の濃い勉強はそれにふさわしい成績の伸びをもたらします。

と同時に、思考力や理解力自体も高めてくれます。

 

一方、栄養価の低い粗末な食べ物が健康を確実にむしばむのと同じように、

何も考えずただ終わらせるだけというような勉強は、その生徒の思考力や理解力をむしばみます。

そういう勉強は、「何も考えられない生徒」を容易に生み出してしまうのです。

もちろん、成績が上がるはずもありません。

 

さて、この夏のみんなの勉強はどういうものだったのでしょうか?

その答えは、自分の心に問いかけてみることで見つかるはずです。

 

良い勉強ができたと思える生徒はそのまま継続してください。

それが本当に良い勉強ならば、近い将来必ず良い結果につながるでしょう。

 

そうは思えない生徒やよくわからないという生徒は、

残念ながらそのままでは今後にあまり期待できません。

新学期からもう一度自分の勉強を見つめ直してほしいと思います。

 

 

僕が見るところでは、

講習前までとは明らかに違う勉強をする生徒が各学年に数名ずつ見受けられ、

やや手ごたえのある講習となりました。

 

それは「初めて本気になってくれた生徒が少なからずいた」ということです。

 

それは僕にとって何よりも嬉しいことなのでした。

そのための夏期講習だったのですから。

 

二学期以降も、一人でも多くの塾生が勉強に対して本気になれるように、

一人ひとりと向きあって地道な指導を続けたいと思います。

 

目標に向かって、一日一日を大切に、ともに歩んでいきましょう。