NO.49 H29.6.10

書くべきかどうか迷いましたが,あえて書こうと思います。

 

来週から中学部の定期試験が本格的に始まりますが(新陵中は昨日終わりました),

定期試験のたびにがっかりすることがあります。

 

それは,「生徒が国語の漢字で間違ってしまうこと」です。

 

正直なところ,1つでも間違われると情けなくなります。

なぜなら,試験範囲が決まっていて(だいたい40~50個くらい)で,

その中から10~15点分くらいが出題されるからです。

 

たかだか40~50個ほどの決まっている範囲の中から10~15点分も出題されるのですから,

だれがどう考えても最も手堅く得点できる分野です。

(ちなみに,学びの森では小5クラスでさえ毎週の漢字テストの範囲は少なくても72個です)

 

したがって,どうしても国語で結果を出したい生徒は,漢字を完璧に仕上げて試験に臨みます。

「絶対に1問も間違えない」という気迫で勉強し,その通りの結果を得ます。

何度も書きますが,出題される漢字の範囲は決まっていて,しかもわずかなのですから。

 

でも残念なことに,そんな漢字でさえきちんと勉強せずに

平気で間違ってしまう生徒が毎回少なからずいるのです。

 

口ではいつも「勉強できるようになりたい」と言います。

口ではいつも「少しでも上の高校に行きたい」と言います。

それなのに,40~50個の漢字さえきちんと覚えようとしません。

 

40~50個の漢字を覚えるのと高校に合格するのと

いったいどちらが難しいと思っているのでしょうか?

 

愚痴っぽくなってしまったのでまとめます。

 

定期試験の漢字を間違ってしまう生徒に第一志望高など受かるはずがありません!

第一志望高に合格したいのなら,まずは自分の目の前にあるテストで結果を出しましょう。

目の前にあるテストで結果を出し続けること,あるいは出し続けようとすることが大切なのです。

 

中学部のみんな,「漢字は満点を取って当たり前」という生徒に早くなってください!