No.492 H26.9.13

目標(志望校)は定まっている。

取り組むべき課題(弱点や苦手教科)もわかっている。

残り時間は限られている。

あとはやるだけ。

 

それでも残念ながら、

自分がなすべきこと(仕事・勉強)に集中できないということがあります。

もちろん僕にもあります。

 

そういう時はやっぱり、

「とにかく目の前にあるもの(仕事・勉強)に気持ちを入れて取り組む」

これが基本だと思います。

 

それでも、どうしても集中できない時もあります。

人間ですからね。どうしても上手くいかない時ってあります。

 

けれども、そうだとしても、

「その時の自分にできることをする」

やっばり、それしかないんですよね。

 

それは「しのぐ」という言葉そのものなのかもしれません。

 

しのいでいるうちに、目の前の課題から逃げないで粘っているうちに、

徐々に徐々に気持ちが乗ってくる。少しずつ少しずつ集中できてくる。

そして、いつか必ず課題をクリアできる瞬間がやってくる。

 

大きな仕事を成しとげた人や第一志望校に合格した受験生は、

みな一様にこういう地味ながらひたむきな時間を過ごしています。

 

いつもいい仕事(いい勉強)ができるとは限りません。

でも、「いつもいい仕事(いい勉強)ができるようにしようとすること」はできます。

 

「今日はやる気が起きないな」とか「今日はやってもダメかな」なんてつぶやく前に、

とにかく粘る。最善を尽くそうとする。しのいでしのいでしのぎまくる。

 

そういう葛藤そのもののような時間こそ「努力」という名に値するものであり、

それをしっかりと積み重ねられた人に成功(合格)がもたらされる。

僕はそう思っています。

そして、今年の中3・高3生の全員がそういう努力を継続してくれることを願っています。

 

しのいで、しのいで、しのぎまくれ!