No.497 H26.10.25

毎年思うことですが、

この時期の受験生を見ていると、こちらまで苦しくなってくるほどの「閉塞感」に満ちています。

言うまでもなく、受験の重圧は相当なものですから。

 

でもその苦しい最中でさえ、

「自分の日々の成長を楽しめる生徒」ってすごいなと僕は思います。

「自分の成長こそが希望であると思える生徒」って強いなと僕は思います。

 

できなかった問題ができるようになる。

わからなかった分野がわかるようになっていく。

これこそ確かな成長であり、確かな喜びであり、確かな希望である。

僕はそう考えています。

 

そして、受験前のこの時期にそのような充実した勉強ができる生徒こそが

「受験の神様に気に入られる生徒」なのです。

 

焦る気持ちはだれにでもあります。

なまけたい気持ちもあります。

重圧に押しつぶされそうな時もあります。

あきらめてしまいそうになる日もあります。

でもその気持ちを乗り越えて、日々成長できる生徒がいたとしたら、

だれから見てもたくましく魅力的であるのは言うまでもありません。

 

人はだれでもそうやって「生きる力」を手にしていくのだと思います。

 

今がまさに頑張るべき時期です。

頑張って頑張って受験までに人間として一回り成長できれば、その分合格が近づくのです。

受験というのはそういうものだと僕は思います。