No.500 H26.11.15

「納得のいく結果」を出すためにはどうすればいいのか?

 

この問いに対して、今の僕には

 

「納得のいく一日」を積み重ねていく。

 

という答えしか浮かんできません。

 

では、「納得のいく一日」とはどういうものなのか?

 

実は、「それを自分の頭でじっくり考える」というところから、

「納得のいく一日」というものが始まり、

それが「納得のいく結果」へとつながっていくのだと僕は考えます。

 

ただ単に自分で決めた予定どおりに行動することが「納得のいく一日」になるとは限りません。

あるいは、予定でぎゅうぎゅう詰めになっている日が「納得のいく一日」になるとは限りません。

むしろ、そうはならないだろうと僕は思います。

思考停止あるいは自己満足につながりかねませんので。

 

「何をするのか(what)」は決めたとしても、

それを「どのようにするのか(how)」は日々変わっていって当然ですし、

その「自分の勉強そのものを日々磨き上げていく」という態度にこそ

「納得のいく結果」がともなってくるのではないかと思うのです。

 

したがって、「勉強の仕方がわからない」とすべてをこちらに委ねてくる生徒は、

どうしても「納得のいく結果」を出すのが難しくなってしまうのです。

 

僕が塾生のみんなに勉強の仕方をあまり教えたがらないのは、

実はこのような考えがあるからです。

自分の頭で考え、悩み、決断し、行動してこその「納得」だと思うのです。

 

自分の人生に対し自分で責任を負って初めて人は納得できる。

僕はそう信じています。