No.502 H26.11.29

どの高校(大学)を受けるのかを決めるのは自分です。

当たり前のことですね。

 

そもそも、高校(大学)に進学するかどうかを決めるのも自分です。

これも当たり前のことですね。

 

自分で進学することを決め、自分で志望校を決める。

このことを当たり前のことだとするならば、

「精一杯頑張る。本気でやってみる」というのも

当たり前のことだと僕は思います。

 

自分で決めたことなのだから。

自分で決断したことなのだから。

他人が勝手に決めたことではないのだから。

だからこそ、本気で頑張るのが当たり前。

僕はそう思います。

 

でも、その自分で決めた受験に対しても、本気になれる人となれない人がいる。

受験生になってからも本気になれる人となれない人がいる。

それが現実です。そして、世の常でもあります。

 

今の高3生を見ていても中3生を見ていても、

「本気で取り組んだ勉強の量」に比例して成績が伸びています。

逆に、「本気で取り組んでいない勉強の量」は成績の伸びにはあまり結びつきません。

 

それは今年の受験生に限ったことではありませんし、

そもそも受験生に限ったことでもありません。

 

人間だれでも本気でやれば、やった分の成果がついてくるものです。

本気でなければ、残念ながらその程度の成果しかついてきません。

 

今年の受験生の中にも、

「今からでも本気で頑張れば、第一志望校に届く可能性がある」

という生徒が少なからずいます。

 

その現状がもどかしくて仕方ありません。

 

もちろん僕も本気で指導します。

でも、その本気は成果には直結しません。

言うまでもなく、僕自身の受験ではないからです。

勉強してそれを成果へと結びつけるのは、結局本人次第なのです。

 

この文章を書いている間にも時間は過ぎ去っています。

その流れは、もちろんだれにも止められません。

貴重な残り時間を意味あるものにできるかどうかは、

やはり「本気になれるのか」という一点にかかっています。