どの高校(大学)を受けるのかを決めるのは自分です。
当たり前のことですね。
そもそも、高校(大学)に進学するかどうかを決めるのも自分です。
これも当たり前のことですね。
自分で進学することを決め、自分で志望校を決める。
このことを当たり前のことだとするならば、
「精一杯頑張る。本気でやってみる」というのも
当たり前のことだと僕は思います。
自分で決めたことなのだから。
自分で決断したことなのだから。
他人が勝手に決めたことではないのだから。
だからこそ、本気で頑張るのが当たり前。
僕はそう思います。
でも、その自分で決めた受験に対しても、本気になれる人となれない人がいる。
受験生になってからも本気になれる人となれない人がいる。
それが現実です。そして、世の常でもあります。
今の高3生を見ていても中3生を見ていても、
「本気で取り組んだ勉強の量」に比例して成績が伸びています。
逆に、「本気で取り組んでいない勉強の量」は成績の伸びにはあまり結びつきません。
それは今年の受験生に限ったことではありませんし、
そもそも受験生に限ったことでもありません。
人間だれでも本気でやれば、やった分の成果がついてくるものです。
本気でなければ、残念ながらその程度の成果しかついてきません。
今年の受験生の中にも、
「今からでも本気で頑張れば、第一志望校に届く可能性がある」
という生徒が少なからずいます。
その現状がもどかしくて仕方ありません。
もちろん僕も本気で指導します。
でも、その本気は成果には直結しません。
言うまでもなく、僕自身の受験ではないからです。
勉強してそれを成果へと結びつけるのは、結局本人次第なのです。
この文章を書いている間にも時間は過ぎ去っています。
その流れは、もちろんだれにも止められません。
貴重な残り時間を意味あるものにできるかどうかは、
やはり「本気になれるのか」という一点にかかっています。
