自分が今までしてきたことと同じことをしていては、同じ結果しか出ません。
したがって、今出ている結果に納得ができない人は、「違うこと」をしなければなりません。
もちろん、「違うこと」をしたからといって、必ずしも良い結果が出るとは限りません。
もしかしたら、同じような結果が出てしまうかもしれません。
でも、そうだとしても、「同じ結果を出したくなければ違うことをする」しかありません。
では、「違うこと」とは具体的に何なのか?
もちろん考えれば色々ありますし、自分で考えること自体にも意味があるのですが、
僕が塾生のみんなに変えてほしいのは、「復習」です。
というより、「きちんと復習してほしい」のです。
勉強は「わかる」だけでは得点になりません。
「わかる」から「できる」になり、さらに「いつでもできる」にまでたどり着き、
そこで初めて得点になり、成績が上がるのです。
でも、予習と授業では「わかる」までか、良くても「できる」までしかたどり着けません。
つまり、ほとんどの生徒は復習をしなければ「いつでもできる」まで行き着かないのです。
また、中3になりいよいよ受験学年を迎えるという段階で、
「復習の習慣が身についていない生徒」はかなり高い確率で成績が伸び悩んでしまいます。
中には、「同じことをわかるまで何回習っても、復習をしないせいでテストになると間違えてしまう」
という生徒さえいます。
復習が勉強のすべてではありませんし、復習さえすればそれでいいということでもありませんが、
それでも、「復習をおろそかにしていた生徒が復習に力を入れるだけで、成績が目に見えて上がる」
というのは間違いのないところです。
もう一度書きますが、同じことをしていても同じ結果しか出ません。
違う結果を出したければ、違うことをする必要があります。
その違うこととして「復習」に取り組んでみることを、僕はプロとしておすすめします。
第一志望校に合格していく生徒のほとんどが「復習が合格への近道」だと理解しています。