No.503 H26.12.6

自分が今までしてきたことと同じことをしていては、同じ結果しか出ません。

したがって、今出ている結果に納得ができない人は、「違うこと」をしなければなりません。

 

もちろん、「違うこと」をしたからといって、必ずしも良い結果が出るとは限りません。

もしかしたら、同じような結果が出てしまうかもしれません。

でも、そうだとしても、「同じ結果を出したくなければ違うことをする」しかありません。

 

では、「違うこと」とは具体的に何なのか?

 

もちろん考えれば色々ありますし、自分で考えること自体にも意味があるのですが、

僕が塾生のみんなに変えてほしいのは、「復習」です。

というより、「きちんと復習してほしい」のです。

 

勉強は「わかる」だけでは得点になりません。

「わかる」から「できる」になり、さらに「いつでもできる」にまでたどり着き、

そこで初めて得点になり、成績が上がるのです。

 

でも、予習と授業では「わかる」までか、良くても「できる」までしかたどり着けません。

つまり、ほとんどの生徒は復習をしなければ「いつでもできる」まで行き着かないのです。

 

また、中3になりいよいよ受験学年を迎えるという段階で、

「復習の習慣が身についていない生徒」はかなり高い確率で成績が伸び悩んでしまいます。

中には、「同じことをわかるまで何回習っても、復習をしないせいでテストになると間違えてしまう」

という生徒さえいます。

 

復習が勉強のすべてではありませんし、復習さえすればそれでいいということでもありませんが、

それでも、「復習をおろそかにしていた生徒が復習に力を入れるだけで、成績が目に見えて上がる」

というのは間違いのないところです。

 

もう一度書きますが、同じことをしていても同じ結果しか出ません。

違う結果を出したければ、違うことをする必要があります。

その違うこととして「復習」に取り組んでみることを、僕はプロとしておすすめします。

 

第一志望校に合格していく生徒のほとんどが「復習が合格への近道」だと理解しています。