公立高入試まで残り1か月あまりとなりました。
英語に関して言うと、やるべきことの8割は以下に集約されます。
「1回目の解き直しで正解できる問題を、1つでも多くテストで正解できるようにする」
つまり、1回目の解き直しでも正解できないような問題はもう捨てていいのです。
何回も解き直してやっと正解できるような問題は、受験本番ではおそらく間違ってしまいます。
でも、1回目の解き直しで正解できる問題は、まだまだ本番で正解できる可能性が高いのです。
それを1つでも自分のものにしていくというのが、残り1か月の時点で取り組むべき課題です。
このことができるだけで、今年の中3生の全員が第一志望高に合格できると思います。
それはもう間違いありません。
例年もこの時期から5教科合計(300点満点)で30点から40点ほど上がる生徒がいますが、
それはだいたい上記のことができるようになる生徒に限られます。
でも、それができるには「条件」があります。
ただ一生懸命解き直しているだけでは、その条件は満たされません。
その条件とは、「1回で正解したい単元をもう一度だけ復習し直してみる」ということです。
つまり、ただ解き直すだけでなく、その単元の復習をもう1度しっかりとやっておくことで、
「次に出題されたら正解できる可能性をかなり高めておく」ことができるのです。
こういうシンプルな(地道な)勉強こそが、実は合格に結びつく努力と言えるのです。
特に今年の中3生には、最後の最後までこういう勉強をしてもらいたいと思っています。
それが高校に進学してからの勉強の基礎になるはずだからです。
あと1か月、本気の勉強を続けよう!
それができれば、必ずなんとかなります。