新年度最初のお便りです。
今年度もよろしくお願い申し上げます。
新年度1回目に、あえてというか、だからこそというか、
「合格できる生徒」について書こうと思います。
合格できる生徒というのは、実はだれでも簡単に見分けられます。
そういう生徒は、
「ああ、この子は〇〇高に絶対受かりたいんだな」
「ああ、この生徒は〇〇大を本気で目指してるんだな」
という雰囲気をいつも醸し出しているからです。
それは、一言でいうと「覚悟ができている」ということです。
感情は表に出るタイプと出ないタイプがいますが、
覚悟は違います。
覚悟は必ず表に出ます。
むしろ、だれから見てもわかるほど出てしまうのが覚悟なのです。
少なくとも、僕はそう思っています。
覚悟ができている生徒は「苦手な科目は勉強したくない」なんて思いません。
むしろ、「苦手だから頑張らなきゃ」と思います。
覚悟ができている生徒は、勉強を「めんどくさい」なんて思いません。
むしろ、「めんどくさいなんて言っているひまはない」と思っています。
そういう意味では、
覚悟ができている生徒というのは「リアリスト(現実主義者)」とも言えると思います。
逆にいうと、覚悟ができていない生徒というのは、
「現実が見えていない生徒」ということになってしまうかもしれません。
今年の受験生(高3生・高2生・中3生)はいつ覚悟ができるのでしょうか?
つまり、いつ現実が見えてくるのでしょうか?
覚悟ができた瞬間から、「本当の受験」が始まります。