来週から学期末面談が始まります。
保護者の皆様方とお話しできる貴重な機会ですので,もちろん何を話そうかと毎回考えるのですが,
今回はやはり今学期取り組んできた「自分の責任で勉強に取り組む」ということについて
お話ししたいと思っています。
勉強に限ったことではありませんが,
「自分の責任」で取り組んでみなければわからないことがあります。
たとえば,それは「達成感」です。
人に頼っていては達成感など得られませんよね。
だれの力も借りずに自分の責任でやってみて,
それで成功して初めて達成感は得られるのだと思います。
たとえば,それは「自信」です。
人に手伝ってもらっていては自信なんてつきません。
できるかどうかわからないけれど,自分の責任で思い切ってやってみる。
上手くいかなくても,とにかくあきらめずやってみる。
そうやって,いつかできるようになる。
その瞬間に「自分にもこんなことができるんだ!」と気づく。
人はそうして自信をつけていくのだと僕は思います。
たとえば,それは「自己肯定感」です。
人に依存しているうちは自己肯定感など感じられるはずがありません。
自分の責任でやってみて,達成感を味わい,自信もつく。
そういうプロセスを経て,人は自分を肯定できる人間になれるのではないでしょうか。
つまり,自分の責任で物事に取り組むことで,
「達成感」を得て,「自信」もつき,「自分を肯定できる」ようになるのです。
このようなことを何よりも大切なことだと考えたからこそ,
「自分の責任で勉強に取り組む」ということに塾を挙げて取り組んできました。
もちろん,「達成感」と「自信」と「自己肯定感」の先には「第一志望校の合格」が見えてきます。
いや見えてくるどころか,どんどん近づいてきます。
そして,その「第一志望校の合格」が
さらなる「達成感」と「自信」と「自己肯定感」をもたらしてくれるのです。
学びの森で塾生のみんなが「達成感」「自信」「自己肯定感」「第一志望校の合格」のすべてを
手に入れてくれることを僕は心から願っていますし,そうなるためなら僕は何でもします。
まずは,塾生全員に夏期講習までの残り3週間を大切に過ごしてほしいと願っています。
3週間あれば,苦手科目の1学期の復習をすべて終わらせることができますよ。