No.528 H27.7.18

「素直さ」にまさる資質なし。

 

最近つくづくそう思いますし、入院中もずっと考えていました。

 

なぜなら、素直さは人を「スポンジ」に変えられるからです。

そして、人をどん欲に何でもいくらでも吸収できるようにするからです。

 

したがって、「素直さ」があれば、特別な才能は必要なくなります。

自分で何でも吸収し、いくらでも成長していけるからです。

 

また、「素直さ」があれば、特別な環境も必要なくなります。

いつでもどんな環境にあっても、すべてを吸収していけるからです。

 

それだけではありません。

人は素直9*であればあるほど、「感謝の気持ち」を抱きやすくなります。

そしてその感謝の気持ちが、その人にさらなる「素直さ」をもたらすのです。

 

 

このように、「素直さ」は他のいかなる資質よりも優先されるべきものだと僕は思います。

 

ただし、2つだけ誤解されがちな点があります。

 

1つ目は「素直さ」と「真面目さ」を同じようにとらえてしまいがちだ、という点です。

 

でも、よく考えてみてほしいのは、

「素直さ」は人をスポンジに変えますが、「真面目さ」ではそうはいかないということです。

むしろ、真面目さには「義務感」がつきまとうことがあります

 

2つ目は、素直さは「人が生まれつき持っている資質」と見なされがちだ、という点です。

 

でも、これは明らかに間違っていると僕は確信しています。

人は「素直さの重要性」を心の底から理解できれば、必ず素直になっていきます。

しかも、その度合いをどんどん深めていくこともできます。

 

逆に、「人が素直かどうかは生まれつき決まっている」という思い込みこそが

その人間を素直にさせないのだと僕は思います。

 

 

おかげ様で、この文章を書きながら「もっと素直になりたい」と僕自身が実感できました。

改めて自分の気持ちと向き合い、心を整えて夏期講習を迎えたいと思います。