とても残念なことなのですが、
「自分は頭が悪いから勉強ができない」と思い込んでいる生徒がいます。
これは本当に残念で悲しいことです。
なぜなら、「勉強ができるようにならない理由は、他のところにある」からです。
そこで今回はあえて、
僕が考える「勉強ができるようにならない生徒」の3条件を挙げてみることにします。
①人の話が聞けない生徒
これは言うまでもありませんね。
人の話が聞けなければ、人から学ぶことができなくなります。
でも本当に問題なのは、はじめのうちは「聞こうとしていないだけ」なのですが、
やがて「本気で聞いてもわからない」状態になってしまうということです。
こうなってしまったら、もう勉強どころではありません。
②何をするにもつい手抜きをしてしまう生徒
「きちんと物事に取り組めない(あるいは取り組む気がない)生徒」がこれにあたります。
「何をするにもめんどくさがるタイプ」ですね。
「何もしたくないタイプ」とも言えるかもしれません。
いずれにせよ、いつも手抜きをしていて勉強ができるようになるなんてことはありません。
このタイプは、傍から見ていて「最も魅力が感じられない」タイプです。
③何をするにもすぐにあきらめてしまう生徒
「ちょっと難しい問題やてごわい問題に直面するとすぐにあきらめてしまう生徒」が該当します。
たいていの場合、その問題は難しくも手ごわくもありません。
本人にすぐにあきらめてしまう癖がついてしまっているだけなのです。
このタイプは傍から見ていると「いじけている」ように見えます。
以上です。
この3つのいずれか(あるいはいくつか)に該当する生徒は、
そのままでは残念ながら勉強ができるようになりません。
でも、どれも「本人の才能や能力」には関係ありませんよね。
「頭が悪い」なんてまったく関係ありません。
逆に、
「人の話がきちんと聞けて、何をするにも手抜きをしないで、決してあきらめない生徒」
は必ず勉強ができるようになります。
正直なところ、東西南北高はおろか北大くらいまでなら確実に合格できると僕は断言できます。
ただ、僕が一番伝えたいのは、
この3つはどれも「勉強に限られることではない」ということです。
「スポーツ」であっても「仕事」であっても、そのままあてはまることなのです。
だからこそ、僕は創優会を通じてこの3点を改善したいのです。
そして、塾生のみんなに、勉強ができるようになるだけでなく、
人生そのものを素晴らしいものに変えていってほしいのです。
中でも特に僕が改善したいのは、3つ目です。
たった一度きりの人生。
何事もあきらめてしまうことほどつまらないことはないと僕には思えてなりません。