「勝つことよりも大切なことがある」
この言葉は、プロ野球の読売巨人軍の元監督である故藤田元司さんの言葉です。
ジャイアンツを何度も優勝へと導いた名将の言葉であるだけに、
僕にとってはいつ見ても何度見ても考えさせられる言葉です。
僕の仕事に当てはめて考えると、
「生徒の合格よりも大切なことがある」
ということになるのかもしれません。
もしそうであったとして、今の僕の心に浮かぶのは、
やはり「学ぶ心」や「学ぶ力」になります。
「学ぶ心」「学ぶ力」を身につけた上での合格なら、もう何も望むことはありません。
でも、それらが身についていない上での合格なら、
その生徒の将来がどうしても案じられてしまいます。
「学ぶ心」や「学ぶ力」があってこそ、人は大きく成長できるのですから。
藤田さんが巨人の監督だった頃は本当に強くて、素晴らしいチームでした。
でもそれは、藤田さんが「勝てばそれでいいんだ」という考えではなく、
「勝つことよりも大切なことがある」という信念に基づいてチームを率いていたからなのだと
僕は思っています。
同様に、僕も創優会を「合格すればそれでいいんだ」という塾にするのではなく、
「学ぶ心」や「学ぶ力」をきちんと身につけた上で合格してもらえるような塾にしたいと考えています。
そしてそういう考え方を軸にすえることで、
結果として「第一志望校の合格率も高まる」のだと確信しています。
「勝つことよりも大切なことがある」
これからも大切にしていきたい言葉です。