2か月ほど前にこの欄で「手応えのある生き方がしたい」と書きました。
そして、塾生のみんなにも「今自分がしている勉強に手応えはありますか?」と問いました。
今もその気持ちは何も変わりません。
日々「手応えのある仕事」を求めている自分がいます。
同時に、みんなに「手応えのある勉強」をしてもらいたいとも願い続けています。
思うに、それはおそらく僕自身に、
「手応えを求めて生きるということそのものが楽しくて面白い」という意識があるからです。
手応えを感じることはもちろん喜ばしいことですが、
手応えを感じようとして日々生きているだけで、
ただそれだけで(たとえ手応えが得られなくても)、
人生を楽しめているという実感がわいてくるのです。
「人生って面白いな」と素直に思えてくるのです。
合格を目指して頑張ることはもちろん大切なことです。
でも、合格という結果だけを求め、それに至るプロセスはただひたすら耐える
ということになってしまってはやはり長続きしにくくなってしまいます。
僕にとって「手応えを求めること」というのは、
結果を出しやすくするだけでなく「プロセスそのものを楽しむために必要な要素」なのでしょう。
塾生のみんなにも、結果を求めるだけでなく「プロセス自体も楽しめるような考え方」があると思います。
それを少しでもイメージしてもらいたくて、こういう考え方もありますよという意味で、
僕にとっての「手応え」について書いてみました。
合否を決定づける夏期講習が近づいてきましたが、
夏期講習そのものを楽しむことだって本当にできるのですよ。
僕も手応えを求め続けることで、今年も夏期講習を味わい尽くしたいと思います。
きっと最高の夏になりますね。