No.541 H27.11.21

何度も書いてきたことなのですが、改めて書こうと思います。

 

創優会は「ただ勉強を教えるだけの塾」ではありません。

そういう塾が他にはあってもいいとは思いますが、創優会はそうありたくはありません。

 

もちろん、勉強を教えることに関しても他のどこにも負けない自信はありますし、

そのための努力も続けているつもりです。

 

でも、「それだけではいけない」のだと僕たちは思うのです。

 

端的に言うと、「勉強だけ教えれば成長していける生徒にする」ことが

僕たちのもう1つの仕事なのです。

 

「勉強だけ教えれば成長していける生徒」というのは、

「学ぶ心」が身についている生徒のことです。

そういう生徒には、ひたすら勉強を教えていけばいいのです。

本人が望むのなら、東大や京大レベルの勉強でも僕たちは完璧に指導できます。

 

でも、そうではない生徒は、まず「学ぶ心」を身につけなければなりません。

 

なぜなら、「学ぶ心」のないまま勉強しても、2か月後には7~8割が消えてしまうからです。

 

生徒を指導していて、これほど空しいことはありません。

 

でも、「学ぶ心がない」とはそういうことなのです。

 

したがって、「学ぶ心がない生徒」は結局のところ、

ほとんど無意味なことを延々と繰り返していることになるのです。

 

だからこそ、僕たちは「ただ勉強を教えるだけの塾」ではいけないのです。

 

生徒たち一人ひとりが「学ぶ心」を身につけるということから、

地道に粘り強く指導していかなければならないのです。

 

 

「学ぶ心」が身についている生徒には、本人が望む「より質の高い勉強」を伝えたい。

「学ぶ心」が身についていない生徒には、なによりも「学ぶ心そのもの」を伝えたい。

 

僕たちが伝えたいのは、結局この2つなのだと思います。

 

でも、どちらも間違いなくやりがいのある仕事です。

 

「学ぶ心のある生徒」に質の高い勉強を教えることは、指導者として実に面白い仕事です。

 

しかし同時に、「学ぶ心のない生徒」に「学ぶことの素晴らしさ」を伝え、

その結果として「学ぶ心」を身につけてくれたら、やはり指導者冥利に尽きます。

 

これからもこの2つの仕事を通じて、生徒たちの成長を信じ、見守り続けようと思います。