No.549 H28.1.30

この時期だからこそ、あえてもう一度書こうと思います。

 

だれでも「良い原因」をつくれば、必ず「良い結果」に近づいていきます。

つまり、「良い勉強」をすれば、だれでも必ず「合格」に近づいていけるということです。

それは、受験前のこの時期であっても何ら変わりありません。

ただ「良い勉強の中身」が時期によって変わってくるだけです。

 

さて、今受験生のみんながしている勉強は「良い原因」になっているのでしょうか?

なっていたら、本当にそれができていたら、間違いなく合格に近づいているはずです。

でもそうでなかったら、単に時間を(受験前のこの上なく貴重な時間を)浪費しているだけです。

 

そういったことをあまり考えずにただ勉強しているだけの生徒がいたら、

自分の勉強について一度検証してみることを僕は強く願います。

 

その検証も、実は「良い勉強の一部」なのです。

 

僕は、勉強も仕事も大切な要素の半分は「検証」だと考えています。

つまり、「自分のやっている(やってきた)ことを見つめ直す」ことが重要なのです。

 

検証のない勉強や仕事に、「生産性」などありません。

あるとしても、それはただの偶然であり、意図したものではありません。

「ただやっただけ」の勉強や仕事にほとんど価値はないのです。

 

もし本当に合格したいのならば、最後の最後まで「良い勉強」をするしかありません。

そして、その勉強が本当に良い勉強なのかどうかの「検証」もまた続けていく必要があります。

 

合否を分けるのは、そういう「当たり前のこと」なのです。

 

いや、合否に限らず、大切なことというのはいつも

「成果を出せる人にとっては当たり前のこと」なのだと僕は思います。