NO.55 H29.7.22

いよいよ夏期講習を迎えます。

毎年のことですが,夏期講習前のこの時期と講習中が一年の中で最も緊張します。

「夏を制する者が受験を制する」からです。

 

その事実をよく理解しているのが,道外の受験生です。

彼らは7/21(金)から8/31(木)までの夏休み42日間(!)を

毎日最低でも12時間以上勉強します(塾の授業時間を含みます)。

つまり,ひと夏で最低504時間以上勉強するということです。

それも,ただ勉強するのではなく,死に物狂いで取り組みます。

自分の人生がかかっている(と彼らは信じている)のですから。

 

驚かれるかもしれませんが,

「彼ら」というのは大学受験生だけではありません。

高校受験生や中学受験生も「絶対に合格したい」生徒はほぼ同じ時間勉強します。

年齢に関係なく,受験生というものはみんな人生をかけて勉強するものです。

 

「受かりたい」というのはそういうことだと思うのです。

「本気になる」というのはそういうことだと思うのです。

 

残念ながら,北海道の夏休みは本州ほど長くはありません。

けれども,受験の重要性についてはどうでしょうか?

北海道の受験生にとっての受験は道外の受験生ほど重要ではないのでしょうか?

そんなはずはありません。

正直なところ,中学受験に関しては首都圏とは比べ物になりませんが

(僕は東京で10年以上中学受験指導に携わっていました),

公立トップ高受験に関しては東京都立高受験の厳しさとそれほど違いは感じませんし,

難関大受験に関してはそもそも北海道だけの戦いではありません。

 

 

ここで,塾生のみんな,特に受験生のみんなに提言です。

いかにも北海道的な「なるべく頑張らないで合格を目指す」というのは,もうやめにしませんか?

「自分なりになんとなく頑張って受かればいいな」というような受験も,そろそろやめませんか?

時間の無駄ですよ。人生の浪費ですよ。

 

そうではなく,道外の受験生のように

「やるだけやって,この夏で一気に合格を引き寄せる!」という本気の勉強をしてみませんか?

「毎日燃えて勉強に向き合うことで,どんどん自分が好きになる」という経験をしてみませんか?

 

「受験の神様が思わず応援したくなるような受験生」

この夏目指すべきはそういう生徒です。