No.550 H28.2.6

中3生を教えていても、高3生を教えていても、

毎日必死に頑張っているのが伝わってきます。

 

こんな時期ですから当たり前と言えば当たり前なのですが、

それでも僕は本当に嬉しくなります。

 

そして、「みんなを受からせてあげたい」と強く思います。

そのために、僕も毎日色々なことを考え、用意しています。

 

でも、僕が一番強く願っているのは、

実は「みんなの合格」ではありません。

 

もちろん合格は大切です。本当にみんなに受かってもらいたいです。

でも、合格というのは単なる「結果」にすぎません。

それは、「時のある一点における評価」にすぎないのです。

 

そんな「結果」よりも、やはり大切なのは「プロセス」です。

なぜなら、プロセスには「時間の幅」があるからです。

その時間の幅は、「その人がどのように生きたか」そのものでもあります。

 

したがって、僕が一番強く願っているのは、

「合格した先でしっかりと頑張り続けること」なのです。

 

まさに「プロセス」であり、「どのように生きるか」です。

 

人間性は「結果」で決まるものではありません。そんなはずがありません。

人間性を決めるのは「プロセス」です。「その人がどのようにして生きたか」です。

つまり、「その人間はどういうことを継続して取り組んできたのか」が重要なのです。

 

だから、合格の報告も嬉しいのですが、

進学した後に顔を見せてくれ、近況を報告してくれると本当に嬉しくなります。

 

合格も大切。でも実は、その後がもっと大切。

それが僕の本音です。

 

とはいえ、今はまず合格を目指そうね。

みんな、頑張れ!