No.554 H28.3.5

3日で公立高入試が終わりました。

合格発表が終わるまで落ち着かない日々は続きますが、

中3生のみんな、保護者の皆様方、お疲れ様でした。

 

学びの森の中3生は毎年、受験直前に驚異的な伸びを見せてくれるのですが、

今年の中3生(12名)は特に強烈に伸びてくれました。

 

11月下旬に塾内で行った2015年度の過去問の得点から

約3ヶ月後の2月下旬に行った2014年度の過去問の得点まで、

クラス平均でなんと「36.9点」の得点アップを果たしてくれました。

中には、「60点以上」得点を伸ばした生徒が4人もおり、

その中には「70点以上」伸ばした生徒が3人も含まれています。

また、全12人中得点が上がっていない生徒が1人もいません。

5教科300点満点(各教科60点満点)の試験ですので、

この伸び幅は文字通り驚異的ですし、圧倒的な成果だと僕は思います。

 

もちろん、受験前だからといって、受験生全員が伸びるわけではありません。

受験のストレスや重圧でむしろ得点が下がっていってしまう生徒も少なからずいます。

また、直前期であっても心のどこかで合格をあきらめてしまい、

さほど真剣に勉強に取り組めないという受験生も残念ながら多いのです。

 

そういう状況で(中3生の周りにも実際にいたはずです)、

自分の合格を信じて最後まで頑張りぬいてくれた中3生だからこそ、

このような素晴らしい伸びが実現したのだと僕は思っています。

 

まさに、みんなに頑張りが呼び寄せた必然の成果なのです。

 

まだ合否の結果はわかりませんが、

最後の最後まで頑張って、強烈な追い込みを見せてくれた今年の中3生を

僕は誇りに思いますし、最後まで指導できたことを心から幸せに思っています。

 

そして、これからの人生でいつか苦難に見舞われたときも、

この「最後の追い込み」を思い出して、なんとか乗り切っていってほしいと思います。

少なくとも、そういった「将来の自分を支えてくれる成功体験」の1つには

なってくれたのではないでしょうか。

 

新中3生にも、今年の中3生のような最後まであきらめない勉強を期待しますし、

今からそれができたら、今年と同様かそれ以上の飛躍が期待できるのではと思っています。

未来の自分に大いに期待して、精一杯頑張っていきましょう。