先日、ロンドンに留学している教え子からメールが届きました。
帰国するたびに会いに来てくれて、
ご飯を食べながら興味深い話をいろいろ聞かせてくれる生徒なのですが、
その長いメールのとある一節が目に留まりました。
「1年目はだれにも話しかけられずいつも不安だったけれど、
今はかなりポジティブになり新しいことにたくさん挑戦しています」
考えさせられました。「やっぱり大変だったんだな…。よく頑張ったな…」と。
そこでふと、数年前この欄に自分が書いたことを思い出しました。
「希望」とは「自分が変わっていくこと、変わっていけること」。
メールに綴られていたことが、まさに「彼女自身が変わっていく姿」であり、
それがまさに「希望そのもの」として僕の心に映ったのです。
希望というものがもしも本当に「自分が変わっていくこと、変わっていけること」なのだとしたら、
それはだれにでも抱ける可能性があります。
そして「人は希望があれば生きていける」と僕は信じています。
ロンドンからのメールが僕に大切なことを思い出させてくれました。