「納得」
この言葉を僕はいつも追い求めています。
もう「納得したくて生きている」と言ってもいいくらいです(笑)
理由は3つです。
〇「納得は自分でコントロールできる」から。
たとえば、「結果」は自分でコントロールできません。
できるとしたら、みんな第一志望校に合格できてしまいますよね。
けれども、「納得」は自分でコントロールできます。
「納得がいくまでやればいい」のですから。
その「納得がいくまでやる」という先に「結果(合格)」がつながっているのだと思います。
〇「もし失敗してしまっても、納得があれば次に向かっていける」から。
失敗してどれほど打ちひしがれたとしても、自分の中でどこか納得できているのであれば、
しかるべき時間が経ってから、また前を向いて進んでいけるでしょう。
そしていつの日にか、「あの失敗は自分にとって必要だったんだ」と思えることもあるでしょう。
納得にはそういった「リセット」的な役割もあります。
〇「納得を追い求めることで本気になりやすくなる」から。
先日のこの欄にも書きましたが、
僕は「本気になる」ということが人間にとって最大の武器であると考えています。
人間がひとたび本気になった時どれほどのことが成し遂げられるか、
本気になったことがある人ならだれもがわかっているはずです。
だとすれば、「本気になるための方法論」が大切になってきます。
そこで、「納得」を追い求めるのです。
人と比べてどうとか、今までの自分と比べてどうとかではなく、
まず「このまま終わってしまったら、自分は本当に納得できるのか?」と自問し、
もしも「いや、納得できない(必ず後悔するはずだ)」という答えが出るならば、
本気で取り組める可能性が高まる、と僕は思っています。
「本当に納得したいからこそ、本気になれる」ということです。
とは言うものの、
自分自身のふがいなさに納得がいかなくなってしまうことも多々あります(苦笑)。
そういう場合は、自分でコントロールすることもリセットすることもできません。
それでも僕は「納得」を追い求めます。
納得を追い求めるからこそ「自分の人生に納得できる」という確信があるからです。
12/26(火)からの冬期講習でも、ひたすら納得を求め続けようと思います。
また「手応え」のある講習になればいいなと思います。
※次回のお便りは12/29(金)に発行予定です。