NO.74 H30.1.13

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

 

お正月に箱根駅伝を見ながら、「今年の言葉」を考えていました。

昨年まではそのような言葉は用意しませんでしたが、

塾生のみんなと保護者の皆様と佐藤先生と僕が一つの言葉を共有することで、

塾生みんなの勉強が前へと進んでいくように思えたのです。

 

では発表します。

今年の言葉は「その一問が君の未来に」です。

 

解く問題が同じだとしても、伸び方は同じではありません。

1問1問の問題をどのような意識で解くのかによって、伸びはまったく変わってきます。

たとえば、どうやったら自分の身につくのかを考えながら1問1問解いていく生徒と

宿題をただ終わらせることだけ考えて解いている生徒とでは、

解いている問題は同じでも、取り組み方はまったく違い、それに応じて身につく度合いも異なります。

 

そして、1問だけでもそれほど違ってくるのですから、

それが積もり積もれば「未来そのもの」が大きく変わってくるのは言うまでもありません。

 

「1問1問大切に解く」

そういう取り組み方にはそれに見合った未来が待っていて、

「1問1問ただ終わらせる」

そういう取り組み方にもそれに見合った未来が待っている。

 

そしてそれを選ぶのは、もちろん生徒自身です。

 

つまり、自分の未来を決めるのは、才能や能力や環境などではなく、

「自分自身の取り組み方」にほかならないのです。

 

この言葉を共有することで、塾生のみんなが

「1つ1つの物事に対して懸命に取り組むことの大切さ」と

「自分の未来は自分の取り組み方が決めるという事実」を理解してくれたら嬉しいです。

 

もちろん、僕の未来も僕自身の取り組み方が決めるのですから、

僕も目の前にある1つ1つの仕事に対して今まで以上に心をこめて取り組むつもりです。

 

ということで、今年1年、

「その一問が君の未来に」という言葉を学びの森SOYUKAIのど真ん中に据えて

指導していきたいと思います。

皆さんの心にも留めていただけたら幸いです。